ご存じですか？アスファルト舗装の地震対策

この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
 
今回は、ご存じですか？アスファルト舗装の地震対策というテーマでお話ししたいと思います。

ご存じですか？アスファルト舗装の地震対策

アスファルト舗装の地震対策とは

日本は地震が多い国です。
地震が起きると、道路にも大きな影響が出ます。
地盤の沈下や変形によって、舗装面に亀裂や段差が発生し、車両の走行に支障をきたします。
特に、緊急輸送路や重要施設の構内道路などは、地震直後でも通行できるようにする必要があります。

地震による舗装の被害を防ぐには、地盤改良などの対策が有効ですが、既存の道路に対しては、工事の難しさやコストの高さなどの問題があります。
そこで、活躍するのが、アスファルト舗装の地震対策型段差抑制工法です。

地震対策型段差抑制工法とは

アスファルト舗装の地震対策型段差抑制工法とは、高強度のジオグリッドと拘束部材を用いて、粒状層を強化した複合剛性層を路床に設置する工法です。
この工法は、地震による地盤の不同沈下を許容しつつ、舗装面に発生する段差を抑制し、最低限の車両走行機能を確保することを目的としています。
 
アスファルト舗装の地震対策について、少しでも知っていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。