こんにちは！
愛知県豊橋市に拠点を構え、コンクリートの舗装工事や土木工事などを手掛けています、有限会社塚本建設です。
土木工事では、施工以外にもさまざまな手続きがあります。
そこで今回のコラムは就職前の豆知識として、土木工事に必要な提出書類についてご紹介していきます。

お客様側

土木工事において、お客様にご用意いただく書類についてご紹介します。
代表的なものを3つご紹介します。
1つ目は、契約書です。
施工を業者と締結するにあたり、必要になってきます。
なお、提出期限は通常では7日以内となっています。
2つ目は、仕様書や契約図面が含まれた設計図書です。
施工にあたり、仕様がまとまった書類になります。
契約図面や、質問回答なども含まれているため、双方で慎重に確認することが大切です。
3つ目は、契約関係書類です。
文字の通り、契約における重要書面になります。
具体的には、工事に使用する材料の単価などを明記した書類です。
双方同意の状態での単価金額が定められたという、単価同意書が含まれています。

業者側

土木工事において、業者側が用意する書類についてご紹介します。
代表的なものを3つご説明します。
1つ目は、契約書です。
施工費用によって、契約書の様式や有無が変わってきます。
また、基本的な提出期限は特別な場合を除き、落札決定の日から7日以内に提出とされています。
通常、落札決定通知書などに契約期限が記載されていますので確認をしましょう。
例として、施工金額の金額によっては前金払が発生するケースもありますので、事前に打ち合わせで確認しましょう。
2つ目は、契約保証金です。
契約時には、契約期限に応じた10％を納める必要があります。
現金による納付でない場合、保険証券等を提出する必要がありますので、早めの準備が必要になります。
3つ目は、現場代理人決定通知書です。
様式はあらかじめ決定しているものを使用し、契約後7日以内に提出する必要があります。
現場代理人は原則として、当該工事現場への常駐が必須となっており、他の工事との兼任ができないため要注意です。
なお、これらはケースによって異なる可能性もございますので、現場ごとに都度チェックしておきましょう。

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