こんにちは！
愛知県豊橋市に拠点を構え、土木工事を含む、建設作業全般を手掛けています有限会社塚本建設です。
土木工事業界では、さまざまな業界用語があります。
そこで今回のコラムでは、土木工事現場において、実際に使用されている業界用語について3つご紹介します。

アースアンカー工法

土木工事業界における業界用語の1つが、アースアンカー工法です。
アースアンカー工法とは、PC鋼材というアンカー体を利用して岩盤を固定し、地盤を掘削するときに山留壁にかかる土圧を支持して、周辺地盤を支える山留工法の1種になります。
剥落や崩落する可能性のある不安定な岩盤を、安定した岩盤に緊結することで、地盤や建物における安定性や安全性を高める役割があります。
その他にも、切土のり面の滑り力を抑え、地滑りを防止するメリットもあります。

管水路

土木工事業界における業界用語の1つが、管水路です。
管水路とは、別名パイプラインとも呼ばれ、円形パイプをつなげたものになります。
円形パイプの材質には、鋼製・強化プラスチック製・コンクリート製を含んださまざまな種類が存在するのです。
また、管水路は河川から取水した後に揚水機場のポンプなどで圧力を掛けることにより、標高が高い場所でも水を送れることがメリットです。
その他にも、管水路の例としては、管路・水道管・下水道管・トンネル水路などが挙げられます。

グラウト

土木工事業界における業界用語の1つが、グラウトです。
グラウトとは、建設工事において止水や地盤改良を目的に、空洞、空隙、隙間などを埋めるために注入する流動性の液体を指します。
別名、グラウチング、薬液注入とも呼ばれているのです。
構造物との付着性が高く、耐震強度を高めるメリットがあります。
その他にも、収縮性がないためグラウト自体の強度はかなり高いです。
通常コンクリートの場合、1ミリ平方メートルあたり約270kgの圧力に耐えられる一方で、グラウト材は、1ミリ平方メートルあたり約400kgの圧力に耐えられます。

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